メールを受け取ったら自動でスプレッドシートに書き込む、wordpressで投稿したらtwitterへの書き込みをするなどなど。定型的な作業は自動化して生産性向上したいですよね?
私はお気に入りのサイトが更新されたらRSSをIFTTTで検知して、Pocketへ書き込むという使い方をしていたんですが……。
twitterAPI有料化に伴いIFTTTも有料化されてしまいました。おのれイーロン無料プランは作れるパターンが2個しかないのでほぼほぼ使い物にならなくなりました。
IFTTTは便利なサービスですが、ヘビーユーザーではないので有料プランに入るかは悩みどころ。避難先を探していたらzapireというサービスを発見しました。
使ってみたところなかなか良かったので、やり方を残しておきます。
無料プランは5個まで作れる
ブログを投稿したら自動でブログタイトルをメールにして送信するといった具合に、何をきっかけにして何をするかを設定するのが「パターン」です。zapireではzapというそうです。
zapireの無料プランは5個までzapを作れます。
zapireのRSS登録は、複数のRSSを1パターンにつき10個まで登録できるので最大50個のRSSを登録できます。
今回はRSS登録だけだったので無料で使えるのは助かります。
もっとパターンを作りたい人は有料プランを契約することになりますが、有料プランは最安値でも月額2500円ぐらいするのでかなりお高め……。
さて、では作り方を見てみましょう。
アカウント作成
まずはzapireのアカウントを作ります。
右上のSingUpのボタンを押して……。
E-Mailと姓名を入力。
使用用途や会社の規模を聞かれますが、ぶっちゃけ適当でいいと思います。それほど難しい質問ではないので、随時Google翻訳で調べてました。
最後に連携するアプリを聞かれます。後で設定できますがとりあえず[Pocket]を選択。
設定を完了するとzapierのページが表示されます。
タイムゾーン設定
最初にタイムゾーンを変更しておきましょう。時間を契機にするトリガーもあるので、ちゃんと自国の値に設定します。
zapierのトップページ右上のログイン名を押すとSettings画面に飛びます。
多分My Profileの画面が最初に出てくるはずです。
一番下のTimezoneを変更します。GMT+09:00の日本時間を設定します。
変更したら「Save Changes」のボタンを押すのを忘れずに。
パターンの設定の仕方
今回はRSSをトリガーとしてPocketに記事をまとめる方法ですが、トリガーとアクションの設定でいろいろなことが出来るので試してください。
zapierのトップページから左側に隠れてるメニューを出します。「+ Create Zap」のボタンを押すとパターンの作成画面に飛びます。
zap作成画面ではコマンドっぽいものでパターンを作ることも出来るようですが、今回は地道に作ります。下の「1.Trigger」を押します。
Change triggerの画面が表示されます。
ここではパターンが何を契機に動くかを設定します。今回は設定したWebページで新規記事が作成されたとき、つまりRSSが更新されたときにしましょう。
Triggerは「RSS by Zapier」を選びます。
何か右側に表示されました。契機となるRSSの情報を設定します。
複数のRSSを設定するのでEventを「New Items in Multiple Feeds」に変更します。Continueすると次の設定画面が開きます。自分で「Trigger」を開いてもいいです。
TriggerではRSSを指定します。
Feed URLsに目当てのfeedやRSSを登録します。一つ入力すると次のテキストボックスが表示されるので、複数サイトからRSSを取得したい場合は続けて書きます。
「What triggers a new feed item?」はそのまま「Different Guid/URL」です。
「anything is different」なども選べますが、記事の更新やコメント投稿のRSSにも反応するのかな?試してないのでちゃんとはわかりません。
とりあえずDifferent Guid/URLにrecommendとあるので信じることにしましょう。
設定したらContinueです。
(URL先が微妙だったの別のに変更したんですが面倒なので画像は修正しません……)
Testで「Test Trigger」が成功すればtriggerの設定は完了です。
次は「Action」の設定です。「2.Action」を押します。ActionではTriggerで動いたものパターンが「何」をするか決めます。今回はPocketに記事をまとめます。
「Choose an event」は「Save for Later」にして、RSSを受信するたびに後で見るに突っ込みます。
設定したらContinueで次は「Account」の設定です。
AccountではActionで使うツールの認証をします。
赤の他人が勝手にPocketを設定出来たら怖いですからね。あなたのPocketのAccountを教えてあげてください。今回は既に認証済みです。
認証出来たらContinueします。
(ちなみに以前作ったPocketのアカウント使ったら、Mozillaアカウントと統合されたのでアカウントの作り直しになりました……。)
最後に「Action」です。どんなデータをPocketに登録するか選択します。
Url、Title、Tagsの3つを設定しますが、必須なのはURLだけのようです。
テキストボックスを押すとInsert DataとしてRSSのマークの要素がずらっと並びます。どのデータを使うか選択します。とりあえずUrlは「Link」、Titleは「Title」を選択しておきましょう。
Testするとどんなデータが取得できるか見れるので、Publishして終了です。
念のためPocketのアカウントで追加されたかどうか確認してみましょう。登録したWebページで記事が出来るたびに、RSSに反応してPocketの保存アイテムに追加されていました。成功です。
zapierで作ったZapは、左側のメニューにあるZaps(雷マーク)に追加されます。
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