SERPOSCOPEをRaspberry Piで常時検索させる!【Ubuntuインストール編】

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見てもらえないホームページやブログは存在しないのと同じ!

ということで、多くの管理者は自分のサイトが検索エンジンの上位に表示されてるか、いつも気にしているんじゃないでしょうか?

サイトが何位かを調べたいときに、多くの人はGRCを使っていると思います。かく言う私も使っていました。

しかし、GRCは検索数に制限があって、記事数が多いとすぐに天井に届いてしまいます。かといって、プランをバージョンアップすると料金が安くないのが困りものです。

そこで選択肢にあがるのが「SERPOSCOPE」です。

SERPOSCOPEをRaspberry Piにインストールして動かすまでの手順をまとめました。

SERPOSCOPEについて

SERPOSCOPEの情報を簡単にまとめておきます。

  • 無料(素晴らしい!)
  • 検索数の制限なし
  • パソコンを起動していないと動かない(Raspberry Piにインストールして常に動くようにします)
  • 日本語対応していない
  • CAPTCHAに引っかかってエラーが多い(検索間隔を調整して対応します)

検索制限がないのはメリットですね。

昔はWindows版のSERPOSCOPEを使っていたのですが、PCが起動中でないと検索してくれません。そこでRaspberry Piにインストールすることで常時起動型にして使います。

手順0:Raspberry Piを用意する

当たり前ですがRaspberry Piを用意してください。Raspberry PiがSDカードを記憶装置として使うのでそちらも必要です。PCと接続するためのUSBケーブルも忘れずに。

検索目的だけならRaspberry Piの性能は低くても大丈夫だと思います。私は型落ちのRaspberry Pi3を使いました。

手順1:Raspberry Pi Imagerをインストール

ここからは具体的なインストールの手順です。

Raspberry Piを使うには、ImagerをインストールしたコンピューターからSDカードにOSを書き込み、そのSDカードをRaspberry Pi本体に挿すと利用できます。

Raspberry Pi本体を操作して直接OSを書き込むことは出来ないわけです。少し手順が面倒ですね。

ということで、まずはRaspberry Piの公式ページからImagerをダウンロードします。

Attention Required! | Cloudflare

Windowsを使っているなら、Download for WindowsからWindows版をダウンロードしましょう。

ダウンロードしたImagerをパソコンにインストールします。

 

 

手順2:SDカードの初期化

ダウンロードしたRaspberry Pi Imagerをインストールします。

Raspberry Piを使うにはSDカードの初期化が必要です。メモリリーダーを使ってSDカードをフォーマットします。

この時点ではRaspberry Pi本体はまだ使わないですよ!

私はSDカードフォーマッタを使ってSDカードを初期化したのですが、ImagerにSDカードのフォーマット機能があるので、そちらを使うといいでしょう。

見切れててすみません。

「OSを選ぶ」から削除を選びます。SDカードのデータは全て消えますので、SDカードを使いまわす人は注意してくださいね。

次に「ストレージを選ぶ」から、利用するSDカードを選択してください。間違って使っているパソコンの初期化をしないように、しっかり確認しましょう。

最後に「書き込む」でSDカードを初期化します。

手順3:OSを書き込む

初期化したSDカードにRaspberry PiにOSを書き込みます。

SERPOSCOPEはWindows、MacOS、Ubuntuに対応しています。Raspberry PiにはUbuntuがインストールできるので使いましょう。

「OSを選ぶ」からUbuntu Serverを選択します。64-bitをインストールしたらRaspberry Piが起動しなかったので、私は32-bitを選択しました。

ちなみにLTSはlong-term support、つまり安定版サポートのことです。

「ストレージを選ぶ」から初期化したSDカードを選びます。

この時点でWi-Fiの情報を書き込むこともできます。私はUbuntu内でのWi-Fi設定をしましたが、テキストで設定を書き込むのでかなり面倒でした。

「歯車マーク」からWi-Fiの設定をすることをお勧めします。下は参考URLです。

Raspberry Pi Imagerの使い方 ― v1.7.2以降 対応版
Raspberry Pi Imagerの使い方 ― v1.7.2以降 対応版

皆さんは初回のインストールだと思うので、SSHは有効化せずにパスワード認証を使うはずです。SSHが必要な方は鍵の作成が別途必要です。

作業が終わり問題なさそうなら「書き込む」を選んでOSを書き込みます。

(実際は32-bitをインストールしました)完了したら取り出しても良いです。あまり見ない表現ですね。(笑)

作業はもうひと踏ん張りです!

手順4:Raspberry Piを起動

OS書き込みが完了したSDカードをRaspberry Piに挿します。

やっとRaspberry Pi本体の出番です。

電源ケーブル入れると、自動的にRaspberry Piが起動してSDカードからOSがインストールされます。

時間がかかると思いますので気長に待ちましょう。Raspberry PiへのUbuntuインストールはこれで終了です。

SERPOSCOPEを使うには、Raspberry Piの設定やSERPOSCOPEのインストールが必要ですが、それは次の記事でまとめます!

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